auから発売のLINEも使えるガラホ AQUOS Kをちょっとだけ触ってみた [スマホ・ネット]
au から発売開始して、既にしばらくたっていますが、LINEも使えるガラケー + スマホ のガラホこと、AQUOS K を店頭で少し触ってみたので、感想を残しておきたいと思います。
※ 画像は au 公式サイトより
触ってみた感想ですが、端末としてはとても良い仕上がりになっています!
ガラケーの操作感を損なうことなく、スマホの操作もタッチクルーザーEXでうまく取り入れているな、と思いました。
写真など撮る時間がなかったのが残念です。
ボタンなどの操作感について
やはりボタン式の確実な操作感は、ガラケーそのものでした。
メール等で文章を打つのも、スマホと違って打ち間違いが少なく素早く打てて良いですね。
タッチクルーザーEX を使ってみますと、これが思ったよりよく出来ています。
タッチクルーザーEX は、ガラケーのボタンながらもスマホのように、スワイプ・タップ・ピンチイン/アウトの操作するための機能で、 ボタンの上で指を滑らすことで、あたかもタッチ液晶の画面を触っているように動くというものです。
これが優秀でして、本当に軽く滑らすとちゃんと反応して動いてくれます。タッチエリアもボタンの上全体で十分広いので、 やたらと行って戻ってが必要、ということもありません。
ピンチイン/アウトは、さすがに両手持ちが必要となり、ガラケーを両手持ちするのは違和感ありましたが、スマホでもピンチイン/アウトは、そこまで使うこと多くないかなーと思うので、ダメじゃないかと思います。
全体としてちょっと気になったのは、十字キーの硬さが弱く、すぐに斜めに押してしまいやすいところが少し気になりました。しかし、気になったのはその程度です。
ガラケー使いの方にも違和感なく満足な操作感だと思います。
画面のつくりなど
ホーム画面から、メールへのアクセスはメールボタンで一発だったり、
ホーム画面で十字キー左右を押せば発信/受信履歴にアクセス出来る等、ちゃんとガラケーのつくりになっています。
一方で、アプリの画面を開けば、LINE 等もできます。
アプリの画面も Android だということは意識させないつくりになっています。
ガラケーを触っているようにしか思えないです。
色々とアプリを起動してみましたが、動作も快適で安定している印象でした。
昔のガラホっぽいもののように、やたらと待たされたり、すぐにアプリが落ちたりということはなく、
さすが 最近の機種だな、という感じです。
画面の大きさについては、スマホに慣れている自分からすると、
少し狭いかと感じましたが、ガラケーから比べたら十分なサイズであり、違和感ないと思います。
まとめ
全体として、操作感はスマホではなく、ガラケーそのものであり、
ガラケーから移った人でも、違和感なく、スムーズに使えると思います。
カメラの性能などもガラケーから比べると向上していますし、
端末の出来としては、とても良い出来だと思いました。
あとは、料金プランなどの価格面がネックなところです。
mineo など MVNO からも利用できるように、SIMフリーモデルを出してくれたら、
バカ売れするんじゃないかと思います...。今後の展開に期待です。
VAIOスマホ発表!買いか?スペックを検証 [スマホ・ネット]
スペック
※ 画像は、こちらより引用
気になるお値段
買いか?
誰にオススメ?au発売の注目「ガラホ」気になる料金は!? [スマホ・ネット]
ガラケー、ガラホ、スマホ の 3者で比較してみたいと思います。
また、新料金プランの電話カケ放題あり/なしでもそれぞれ比較してみたいと思います。
※ 画像は au公式サイト より引用
スマホの料金は、新しい料金プランである「カケホとデジラ」を利用すると、
8,000円/月 となります。(データ通信5GBの場合)
スマホで古い料金プランである、「LTE NET + LTEフラット」を利用すると、
6,934円/月 となります。(データ通信7GB)
ガラホ AQUOS K の料金は、上記スマホ料金に AQUOS K スタート割により、4年間だけですが、
-1,000円/月引かれます。
つまり、ガラホ × カケホとデジラの場合の料金は
7,000円/月
または、ガラホ × 「LTE NET + LTE フラット」 なら
5,934円/月 となります。
ガラケーの料金は、電話カケ放題 + データ定額で、
6,000円/月
電話カケ放題なしですと、プランEシンプルの場合で、
743円/月 ~ 4,942円/月 (データ通信分従量制)
でしょうか。
電話カケ放題を使う、あるいはガラケーでデータ通信量上限に達する人の場合、
ガラケー → (+1,000円) ガラホ → (+1,000円) スマホ
になるかと思います。
ガラケーでデータ通信あまりしない(上限に達しない) 方の場合は、
現状例えば3,000円/月だとすると、ガラホで +4,000円/月、スマホで +5,000円/月 と、
結構高額になってしまうかと思います。
なお、カケホとデジラの場合は、データ通信量を2GBの制限であれば、-1,500円/月 になります。
それでも、ガラケー→ガラホで +2,500円/月 になってしまいます。倍額近くですね。
まとめると、
現在、ガラケーの人の場合
データ通信定額上限までネットを使っている人
→ 1,000円アップ程度から使えるので、ガラホにするのもアリ
→ ガラケー操作にこだわらないなら、いっそスマホにしても良いのでは?
データ通信はあまり使わない人
→ ガラケーをそのまま使うことを進めます。
LINE等をやりたい場合は、MVNOの格安スマホが安く抑えられるのでオススメです。
比較してみると、せっかくの注目機種なのに料金プランの面では、ちょっと残念な結果ですね。
今後の見直しで、更なる割引に期待したいところです。
発売開始!LINEも使えるガラホ AQUOS K の特徴は? [スマホ・ネット]
(名称としては) 新ジャンルとなるガラホ、果たしてこの機種は買いなのか検討してみたいと思います。
※ 画像はau公式HPより引用
ガラホとは?
ガラケー × スマホ ということで、中身は高性能のスマホで、操作性は使い慣れた10キー付きガラケーという、いいとこ取りを狙った携帯電話です。
ガラケーと何が違うの?
スマホアプリも使えます。中でも最大のウリは、LINEに対応していることです。
最近では、@docomoや@ezweb等のキャリアメールよりも、LINEで連絡を行う場面も増えてきています。
これまでガラケーだから、とLINEに参加できなかった方々も、ガラホを使えば解決です!
ガラケーで弱い、Wi-Fi、ティザリング、LTEに対応しています。
webや電子書籍はタブレットで見る、という人もティザリングで利用できるので便利です。
スマホと何が違うの?
最近のスマホでは、フルタッチ液晶ばかりになっていますが、ガラホには10キーがついています。
ガラケーの方には、文字入力の多い画面タッチ入力ではなく、慣れた10キーでのミスの少ない文字入力が行えます!
画面タッチに対応していない代わりに、タッチクルーザーEX というボタンの表面を液晶のようにタッチ、タップすることで操作することができます。拡大/縮小用のピンチIN/OUTなども使えます。
ちなみに、タッチクルーザーは、SH904i というドコモ×シャープの2007年頃の機種でも搭載されていた機能です。
結構長いことやっているんですね。
昔は、ボタンの上に小さなタッチクルーザーエリアでの利用でしたが、AQUOS K では、10キー部分全体が利用できるので、画面タッチと似たような十分な広さでの利用ができて良さそうです。
注意点は?
Google Play というアプリマーケットに非対応ですので、好きなアプリを入れることは出来ません。
その代わりに au スマートパスという au側で用意したアプリを入れることになります。
自由にアプリを色々利用したい、という人には物足りないですが、携帯では電話、メール、LINE等最低限の連絡手段として利用できればイイよ、という人であれば十分だと思います。
以上、簡単に特徴をまとめてみました。これまでLINEだけ対応していればなー、等ガラケーでちょっと不満に思っていた方は検討してみてはいかがでしょうか。
Androidスマホは位置情報筒抜け!? パワースパイなる恐怖のアプリ [スマホ・ネット]
これが本当なら、Androidスマホだとあんなことやこんなことがバレてしまうのではないか、とドキッとしてしまう方もいれば、別にバレてもやましいことなんてない、という方もいるかと思います。
とは言え、いずれにしても自分の行動が誰かに筒抜けなのは気持ちのイイものではありません。
しかし、よくよく記事をよく読んで見ると、いくつもミスリーディングじゃないかという疑問な点があります。
結論から言うと、私は特に気にする必要はなく、最低限の注意さえしていれば大丈夫だと思いました。その訳を説明したいと思います。
元となる記事の概要は以下の通りです。
米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンの位置を、バッテリーの減り具合によってリアルタイムで特定・追跡できる技術が公表された。米スタンフォード大学とイスラエルの軍事企業ラファエルが共同開発したもので、「パワースパイ」と名付けたアプリを相手のスマホに忍び込ませ、バッテリーの電力消費量データから基地局とスマホの位置関係を割り出す仕組み。持ち主がGPS(衛星利用測位システム)を作動させていなくても、「93%」の高い精度で追跡できるという。アンドロイドの無防備さを利用したもので、開発者は「常に居場所が監視され、重大なプライバシー侵害を招く」と警告している。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150225-00000500-fsi-bus_all より引用
簡単に言うと、電力消費量を分析すれば、GPS無しでも位置情報を特定できるんだ、Androidは危険だよ、とのこと。
どうして分かるかというと、携帯電話の基地局からの距離や山等の地形によって、電力消費量が少し変わるため、電力消費量が分かれば、基地局からどれだけの距離にいたかを逆算できて、位置情報が特定できます、とのこと。
93%の精度を検証した方法としては、検証用のパワースパイというアプリを入れたNexus4という端末を持たせて、
特定の4つのルートにおいて、移動する持ち主の場所を特定できた、とのこと。
私が疑問に思った点は2点あります。
1つは、基地局情報も必要なはずである、ということです。
確かに、基地局からの距離によって、電力消費量が変わるというのは間違っていないと思います。
実際、電波の入りが悪い場所や圏外の場所ですと、電池の減りが早くなる、というのは、
みなさんも経験があるのではないでしょうか。
従って、電力消費量が分かることで、基地局からの距離にいるのか、については分かりそうなものかと思います。
しかし、実際に位置情報を特定するには、位置情報だけでなく、どこの基地局の範囲にいるのか、という情報も合わせて必要になるはずです。しかし、そのことには触れていません。
検証では、アメリカとイスラエルとで、4つのルート上で特定したということですが、これはルートが予め決まっていた、つまり分析者は基地局情報が分かっていた、ということだと思います。
これで特定できたとドヤ顔されても、信用なりません。
疑問に思った2つ目は、他アプリなど電波以外の影響で正確に測定できないだろう、ということです。
ユーザーによって、インストールしているアプリは様々であり、それによって電力消費量は大きく変わります。
また、端末によっても電波が入りやすい端末、入りにくい端末がありますので、それによっても電力消費量は変わってきます。
記事を読む限りでは、そのような点にも触れていません。
検証でも、Nexus 4 という一定の端末での検証になっています。
Nexus 4 という、2年以上も前の2012/11発売の端末を使っているのも何だか怪しいです。
まとめると・・・
・電力消費量だけでなく、基地局の情報もなければ、現在地の特定までは至らないだろう
(電力消費量だけなら、どこか分からないが、どこかの基地局から○kmのとこにいる、しか分からない)
・端末や他アプリの利用状況によって、基地局に対しての電力消費量を正確に抜き出すことも難しい
→ 電力消費量だけで位置情報の特定が出来るのは、ごくごく限られた条件下でのみ可能だろう
というわけで、電力消費量がということで、特段気にする必要はないと思います。
とはいえ、やたらと権限が付いているアプリ、開発元が怪しいアプリはインストールしない、等はこれまで通りに気をつける必要はあります。
電力消費量だけで分かるわけではない、というだけですので。
しかし、こんな検証をもって Android の欠陥だとか無防備だとか言っているのは、Androidに対する嫌がらせ、悪意によるものだとしか思えないですね・・・。
そんな事よりもっと役に立つことを研究してもらいたいものです・・・。