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Apple 新Macbook 12 を「真面目」にライバルと比較してみた : Macbook / Macbook Air 2015 / VAIO Pro 13 / VAIO Z LaVie Direct HZ / dynabook KIRA V83,V63 / ThinkPad X1 Carbon [PCなど]

03/09 に、Apple の新Macbook 12インチが発表されました。手放しで最高!というモデルというわけではない尖ったモデルですので、買いか、と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで、ライバルとなりそうな機種を各社ピックアップし、Apple の新Macbook Air 13インチも含めて比較してみました。また、それぞれのCPUのベンチマーク結果も比較してみました。どれを購入するかの参考になれば幸いです。 

正直な話、先日、似たタイトルの投稿をしたのですが、時間がなくて焦って投稿してしまったため、後から調べると調査が甘かった点が多いので、そのリベンジです。

比較対象機種

13インチで、1kg 前後の以下の機種をピックアップしました。 

  • Apple / 新Macbook 12インチ
  • Apple / 新Macbook Air 13インチ
  • VAIO / VAIO Z
  • VAIO / VAIO Pro (13インチ)
  • NEC / LaVie Direct HZ
  • 東芝 / dynabook KIRA V83, V63
  • Lenovo / ThinkPad X1 Carbon

 

比較方法

スペックの主要な項目を比較しました。なお、カスタマイズやバリエーションがあるため、ハイスペック版とロースペック版とに分けて比較しました。ハイスペック版も、ある程度同じラインになるように最高スペックではないカスタマイズです。

CPUの性能をベンチマーク結果をグラフにしたものを最後に載せます。CPUの性能は型番では分からないので、参考にして下さい。

比較表は、各行での比較となっていて、良いもの・残念なものを以下のように色分けしています。
濃いオレンジ (良いもの) > >  色無し > >  濃い紫 (残念なもの) 

カスタマイズで選択可能なものは、 (or○○)と表示しています。良いものに変更すれば値段も変わりますので、ご注意下さい。

スペック比較 (ハイスペック版)

※画像が表示しきれていないと思いますので、全て表示するにはクリックして拡大して下さい。0311-PC-Compare-High.PNG

※ 新Macbook は、CPUの性能アップがオプションとなっていて、追加カスタマイズ での適用となるようですが、まだ追加価格が不明です。取り敢えず、Macbook Air の Core i5 → i7 と同じ値段アップと考えてみました。

※ CPU比較は後述のベンチマーク結果を元にしていますが、Core M はファンレス仕様であり、どれ程影響するか分かりませんので、一旦厳し目に評価しています。

比較してみると、新Macbook は、やはり値段は結構高めですね。 そして、この値段で SSD 512GB は割とお得だということが分かります。

Macbook Air 2015 は、コストパフォーマンス良いですね。物足りないのは、解像度と重さ。Retina ディスプレイさえ搭載してくれれば、重さは我慢して飛びつくんですが...。

Windows機では、VAIO Z は流石の性能と、そして価格。高い!!

Windows機の中では、安く抑えるなら VAIO Pro、もちょっとお金出せるなら LaVie HZ、お金に余裕があるなら ThinkPad か VAIO Z をお好みで、という感じでしょうか。 

スペック比較 (ロースペック版)

※画像が表示しきれていないと思いますので、全て表示するにはクリックして拡大して下さい。
0311-PC-Compare-Low.PNG

*1 LaVie は、バッテリーを選択可能。9.0h にすると、+\5,000で重量が0.78kg→0.85kgに増加する。適用した方が良いかと思います。

新Macbookは、この中では結構バランスが取れていて、優秀ですね。Core M が予想よりも動くなら、文句ないところです。SSD容量はやはり高めになります。 

Macbook Air は、ここでも抜群のコストパフォーマンスです。重さ・解像度さえ我慢できれば、こちらがオススメですね。

Windows機では、 VAIO Pro はバランス派ですね。このクラスならCPUも見劣りしないです。dynabook は、解像度が Macbook Air よりも下になってしまいます。結構劣勢です。値段上がってでも V73 のFull HDの方が良いかとは思います。

Windows機で20万以内で重さより性能を求めるなら、VAIO Z か ThinkPad というところですね。

 

CPUベンチマーク結果 

それぞれのPCに搭載されているCPUのベンチマーク結果を比較してみます。データは CPU Monkey というサイトから利用させていただきました。Core M の Single Core スコアが少し怪しいですが、参考程度に。 

0311-PC-Compare-Bench01.PNG0311-PC-Compare-Bench02.PNG

 0311-PC-Compare-Bench03.PNG0311-PC-Compare-Bench04.PNG0311-PC-Compare-Bench05.PNG

 

まとめ

新Macbookのオススメの買い方は、下位モデルで買うのがお得そうです。
軽さと容量の多さを活かして、外で文章作成などハードじゃない作業と、気分転換に映画を見たり、といった利用が良いのではないでしょうか。

とにかく安さを求める方は、Macbook Air が良さそうです。

軽くてハードな作業が出来るもの、であれば、LaVie Direct HZ のハイスペック版で。

とにかくハードな作業も快適に出来るもの、であれば、VAIO Z か ThinkPad X1 Carbon を。

まずまずバランス良いのは、VAIO Pro と dynabook KIRA といった感じに思います。

 

とはいえ、改めて思うのは、Macbook Air に Retina が搭載されれ(て、値段抑えられれ)ば、バカ売れ間違いなし、なマシンになりそうですね...。 

 

そして、こうして見ていると、パソコンが欲しくなってくる ... 。 

ではでは。

 

 

 

 

 


Apple 新Macbook 12 の Core M を勝手にライバルと比較してみた [PCなど]

03/09 新Macbook 12インチモデルが発表されました。
各地で話題になっていますね。
 
※※ 03/11 以下の記事を追加しました。↓の記事の方で「真面目」に詳細な比較をしているので、どうぞそちらをお読みいただくのが良いかと思います...。 
 
 
最大の特徴は、その薄さ!軽さ!
900g と、1kg を切っています。
しかもファンレスなので、非常に静かです。
お値段は 15万円〜 とちょっとお高め。


ガッカリなのは、搭載される CPU が Core M である、という点です。
これまで Macbook Air でも Core i5 からだったのですが、
新Macbook では、Core M です。

Core M は、最新のCPUで、驚くほどの省電力性能で発熱も相当抑えられています。
それ故に、ファンレスを実現できたことは間違いありません。

とはいえ、やはりパワーが足りなくては、活躍の機会も減ってしまいます。
そこで、ライバル機になりそうな機種と、CPUの性能を比較してみました。

個人的に、最大のライバルになると思うのは、NEC LaVie G タイプZ (以下、LaVie Z) です。
なぜなら、LaVie Z は、新Macbook よりも軽い 800g  です!
デザインは、新Macbook に完敗だと思いますが…。
また、値段帯も13万円〜 と、比較的似ています。

LaVie Z に搭載される CPU は、以下から選択可能です。
・Core i7-4510U 2.0GHz (TB 3.1GHz)
・Core i5-4210U 1.7GHz (TB 2.9GHz)

新Macbook のCPUは、以下のものです。
・Core M 5Y71 1.2GHz (TB 2.9GHz)
・Core M 5Y70 1.1GHz (TB 2.6GHz)

比較は、以下を利用しました。

Macbook ハイスペック vs LaVie Z 低スペック
Core M 5Y71 vs Core i5-4210U
 
Intel_Core_i5_4210U_vs_M_5Y71_001.png
 
Intel_Core_i5_4210U_vs_M_5Y71_002.png 
 
ベンチマークで見ると、スコアは i5の方が1.5倍くらいという感じです。
そして、省電力性能はやはり圧倒的に Core M ですね。
また、注意点としては、新Macbook はファンレスなので、
排熱が厳しくなると、性能を下げて排熱を抑えることになるため、
ベンチマークでの性能より割り引いて考えておいた方が良いと思います。


こうして見ると、ガンガンハードに使うのであれば、LaVie Z の方が向いていると言えそうです。

新Macbook は、ネットを見たり、文章作成などのハードでない作業であれば、
負荷の高くなる Retina ディスプレイであっても、快適に動作すると思います。
動画再生も、再生しながら何かする、等でなければ問題ないと思いますので、
ファンレスを活かすことができるのではないでしょうか。

私も、今となっては、古くなってきた Macbook Air 13インチ を使っていますが、
ファンが作動すると、全力で頑張ってる感じの音がして、結構うるさいです。
CDドライブでCDが頑張って回ってるくらいの音です。
新幹線や喫茶店などでは、周りがちょっと気になると思います。

やはり軽さ・サイズは非常に魅力なのですが、
これで Macbook Air と同じ価格帯なら食指が動きそうなものの、
15万円〜 はちょっと高いですね…。
それよりは、少しお値段上がっても良いので、
Macbook Air の13インチ辺りに Retina モデルを...。



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