3末廃止クロネコメール便の代替サービス 宅急便コンパクトの内容 [気になること]
クロネコヤマトのメール便サービスが、2015/03末で廃止されることをご存知でしょうか!?
2014/04 からは、メール便に代わるサービスとして、「宅急便コンパクト」というサービスが開始されます。
どんなサービスになるかを見てみたいと思います。
※ 料金や割引に関しては、こちらの記事を参照下さい。
※ 日本郵便からスマートレターが発表されました。こちらの記事も参照下さい。
メール便とは
メール便は、最安で82円から利用でき、宛先のポストに投函される(対面ではない)サービスです。
ネットオークションやネットショッピングなどで、利用された方も多いのではないでしょうか。
送る側からすると、追跡サービスも付いているので、送った/送ってないというトラブル防止にも役立ち、
利用率は高かったかと思います。
なぜメール便は終了するのか
メール便サービスですが、残念ながら 2015/03末をもってサービス終了となってしまいます。
サービス終了の理由は、手紙などの信書をメール便で送る利用者がいて、
郵便法違反に問われるケースが出ているそうです。
信書の定義は、色々と物議をかもしている問題なので、立ち入りませんが、
メール便は信書を送るサービスではないため、メール便で信書を送ると、
利用者側が郵便法違反により書類送検などを受けてしまう可能性があるのです。
私もこれは知らなかったです。
信書の定義など、クロネコヤマトは総務省へも規制緩和など強く働きかけてはいるものの、
利用者保護を優先させるため、メール便は終了となるようです。非常に残念です。
信書を送る一般サービスは、全国にポスト10万本など、厳しい参入条件を満たした業者にしか許可がおりず、
現状日本郵便しか不可能なようです。
代わりとなる新しいサービス 宅急便コンパクト
2015/03/03 クロネコヤマトから、
宅急便コンパクトというサービスが2015/04から開始されることが発表されました。
宅急便コンパクトは、専用のBOX(薄型サイズ・通常サイズ)に入るものであれば、
全国へ 594円~ で送ることができるサービスです。
料金は、クロネコメンバー割、デジタル割、持込割 を利用すると、354円~ で送れます。
ただし、いずれも別途65円の BOX代が必要です。
※ 画像はクロネコヤマト公式サイトより引用
宅急便コンパクトでは、荷物追跡、お届け予定eメール、お届け完了eメール、店頭受取サービス、不在連絡eメール、転居転送サービスなど、宅急便と同様のサービスが受けられます。
ポスト投函ではなく、手渡しでの配達となります。
安心感は増しますが、不在の時間が多い方などは少し不便かも知れません。
その場合は、お届け予定eメールや店頭受取サービス等を活用すると良さそうです。
また、メール便では3~4日、速達で+103円しても2~3日かかっていた配達日数ですが、
宅配便コンパクトでは、宅急便同様に翌日配達になります。
値段が上がったけど、その分早くなったと思って納得しておくのが良さそうです。
本当は急がない代わりに安い選択肢もあって欲しいとこですが...。
メール便に比べると、大分高くなった感は否めませんが、
通常の宅急便料金よりは安く利用できるため、
今後利用が広がるのではないでしょうか。
なお、宅配便コンパクトになったからと言って、
信書を送るのがダメなのは変わらないですので、気をつけましょう~。
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